〒532-0011 大阪市淀川区西中島
6-7-30 スピラ2F
私は29歳で大阪市大病院の皮膚科に入局しました。 それ以来、「ステロイドは副作用があるから、気をつけて使わねば。」と言う思いを持たなかった日は一日もありません。 しかし、不思議なことに、決して使ってはならないと思ったことも一日もないのです。
入局以来36年間、ずっと大阪市大病院だけで診療を続けてきたことが幸いし、 診療させていただいた患者さんのほとんどのケースで、初めて診察に来られてからの経過を見守らせて頂きました。
ステロイド外用、内服を工夫して減らしていきながら、皮膚が治って元気になられる方を沢山見させていただいてきたのです。
いかに副作用なくステロイドを使うかということ、また、いかにステロイドを減らして0にまでもっていくかという努力は診療の中心的課題であり続けました。
もし、今、ステロイドを使い続けることに疑問や不安をお持ちであれば、是非ご一緒に、納得して続けていける方法を探してみましょう。
ステロイドに頼るだけでなく、当クリニックの「診療の基本方針」に書いた内容を実行していただければ、おのずとステロイドの量は減っていくのではないでしょうか。